三越創業350周年公式イベント日本橋三越大創業祭クリエーターズテーブルディスプレイ

大変光栄な事に、三越創業350周年公式イベントの一貫で日本橋三越大創業祭期間のリニューアルしたばかりのクリエーターズテーブルの正面ディスプレイを担当いたしました。

アリタポーセリンラボの創業350周年限定モデルの「山葡萄」
そして、箔一、中野科学工業のasitisを使用致しました。
創業350周年の大創業祭そして日本橋三越の顧客の皆様に相応しい
知的、美的好奇心を掻き立てるようなディスプレイで新しい風を吹かせてください…とテーマをいただき、大役すぎて私でいいのかと恐縮したものでした。
テーマとして真っ先に浮かんだのは、母校の創立125周年の記念事業の一環として
、奥島元総長の「漱石の越後屋」の碑が日本橋三越の屋上にある事。
実は夏目漱石と越後屋の関わりは深く小説にも度々登場して、
漱石自身もよく三越を訪れてたという記録が残っています。
三井高利が越後屋を開いた1637年という時代は、あの煎茶の祖と言われる
売茶翁が活躍し、若冲や丸山応挙らがその周りに集った日本史の中でも、最も平和な時代でした。
和のアフターヌーンティーとして.煎茶のシーンが印象的な「草枕」
「それから」「夢十夜」をそれぞれのテーブルのテーマにしました。
閉店までひっきりなしにお客様にお立ち寄りいただき、大盛況に終わりました事を、感謝申し上げます。